瞳を描いて輝かせる
続いて、瞳の部分を描きます。 黒色の丸と白色の丸で瞳を描き、さらに中心を光らせます。
瞳を描く
では、瞳を描きます。 黒色の丸と白色の丸で瞳を表現しましょう。

上図のように目の右下寄りを真円で囲みます。
選択範囲の内側を塗りつぶしツールで塗りつぶします。
選択範囲の内側を、マウスの左ボタン(
)でクリックします。

上図のように選択範囲の内側が黒色で塗りつぶされます。
続いて、目の中心を白色で塗りつぶします。

上図のように目の中心部を真円で囲みます。
選択範囲の内側を塗りつぶしツールで塗りつぶします。
選択範囲の内側を、キーボードのCTRLキーを押しながらマウスの左ボタン(
)でクリックします。

上図のように選択範囲の内側が白色で塗りつぶされます。
ではここで、範囲選択を解除しておきます。 画像ウィンドウが選択されている状態で、キーボードのCTRL+SHIFT+Aを押して範囲選択を解除します。
瞳を輝かせる
次に、瞳を中心にして目を明るく輝かせます。 使用するツールは、ブラシツールです。
なお、ブラシツールは、エアブラシのように前景色で塗るためのツールであり、明るさを調整するためのツールではありません。 にも関わらず、ブラシツールで明るくすることができるのは、GIMPの描画ツールでは、色を塗る代わりに、色を明るくしたり、色を濃くするといった加工が行えるためです。
文章で説明するのは難しいので、実際にブラシツールで明るくしてみましょう。

上図のようにツールボックスからブラシツールを選択します(またはキーボードのPを押します)。
続いて、ブラシを選択します。

上図のように"2. Hardness 075"ブラシを選択します。
続いてブラシサイズを変更します。 先ほど 10 に変更しましたが、今度は 40 に変更します。

上図のようにツールボックス下部のツールオプションにあるサイズを 40 に変更します。
次に描画モードを変更します。

上図のようにツールボックス下部のツールオプションにある描画モードに"ハードライト"を選択します。
描画モードは、初期値では "標準" になっていますが、標準モードでは前景色(または背景色)で色が塗られます。 つまり、今まで利用してきた普通の描画です。
今回は色を塗る代わりに明るくしたいので、描画モードを"ハードライト"に変更しました。 ハードライトモードは強い光を当てたような効果を与えるもので、白色で塗られようとする部分が代わりに明るくなり、逆に黒色で塗られようとする部分は暗くなります。
続いて、色を設定します。
前景色・背景色ボタンの左下にある色入替えボタン(
)を押し、前景色を白色に、背景色を黒色に設定します。
これでブラシツールの準備ができました。 では、実際にブラシツールで点を打ちます。
目の中心(瞳の中心ではない)を、マウスの左ボタン(
)でクリックします。

上図のように目の中心が明るくなります。
ここで再度、下絵を非表示にして現在のウィルバー君の姿を確認しておきましょう。

上図のように中心が明るくなっているでしょうか。
では、非表示にした下絵レイヤを再表示して次へ進みましょう。





